「、次は絶対行きましょう?」
「ええ、分かったわ。」
クリスマスも近づいてきた学期末、ホグズミードに行く事が許されて生徒達は色んな意味で楽しそうに嬉しそうに1週間を過ごしていた。今回はダンブルドア先生に呼ばれていたからハーマイオニー達の誘いを断った。とても残念そうに肩を落としたものだから次は必ず行くと約束をする。すると落ち込んでいた顔が嬉しそうな顔へと一変する。何だか彼みたいだな、と思いながら彼らを見送った。
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「ダンブルドア先生?」
「おお、来たか。」
校長室へと入り、ソファへと座る。いつもダンブルドア先生というと 「前のように呼んでも良いのじゃぞ。」 と言ってくれるけれど、みんなといる時にボロが出るといけないからアルバスおじいちゃんとは呼ばないようにしている。
「お前の好きな紅茶じゃ。」
「ありがとうございます。」
コト、とテーブルに紅茶を淹れたカップを置き、反対側に先生は座る。一口飲むと温かさが体中に染みこんでいくようだった。この茶葉が好きな理由も、元を辿れば彼と買い物に行って2人で選びに選んだ茶葉がそれだったからだ。彼と飲む紅茶は毎回のようにこれだった覚えがある。
「シリウスを、見かけたそうじゃな。」
「、はい。 ずいぶんと、痩せ細っていました。」
あんなに痩せ細った彼を見ているだけだった自分に悔しさが募る。自然と手に力が入っていたのだろうその手を先生に取られて優しく包まれた。見上げると先生は私を安心させるかのように微笑んでくれていた。
「シリウスの瞳は、どうじゃったかの?」
「 彼の、瞳?」
先生に言われて彼の瞳を思い出す。 彼の瞳は、
「いつもと変わらない、綺麗な瞳でした。」
私の大好きな彼の瞳だった。
「なら、あやつは大丈夫じゃよ。 」
「が一番分かっとるだろう?」 そう言って頭を撫でてくれる先生。彼は今も必死になってハリーを何かから助けようとしている。自分のことは二の次に考えてしまう彼だから、無理をしていないなんてないのだろうけど、
それでも彼は前よりもずっと近くにいる。
「そう、ですね。 シリウスなら、きっと。」
星のように瞬く彼の瞳、吸い込まれそうな感覚にさせられるそれ。けれど決して嫌な気はせず、むしろそれは心地の良い感覚であった。
「あの瞳なら、 きっと、 」