リーマスと紅茶を飲んだ後、談話室へ行くとホグズミードから帰って嬉しそうに話しているみんなを見つけた。私が声をかけようとしたら見つけられて声をかけられる。駆け寄ってみると机にはたくさんのお菓子があった。
「お帰り、みんな。」
「ただいま、!持てるだけ買ってきたんだ!」
色々なところを回ってきたらしい、凄く楽しかったのだろう、私に話してくれている最中ずっと笑顔だった。ハリーも楽しそうにそれを聞いている。ハニーデュークスから買ってきてもらったお菓子を口へ入れる。うん、甘い。
「やあ!、今日はゾンコの店で良い品があったんだ!」
「お帰り。本当?私にも見せて。」
話している最中に後ろから肩をたたかれ、見てみるとジョージにフレッドだった。ゾンコの悪戯専門店で新しい物が入ったようで私にそれを見せてくれる。説明しているジョージとフレッドの目は輝いていて、彼らにそっくりだった。とても生き生きしている。
「この続きは夕食の時にしたら?もう夕食の時間よ?」
ハーマイオニーにそう言われて、時間を見ると確かにそんな時間だった。 お土産をもらったのにお礼を言っていないのに気付いて、「みんな、お土産ありがとう。」 と微笑みながら言うと、みんなも 「どういたしまして!!」 と笑顔で返してくれた。
夕食は今日がハロウィーンなだけあって本当に豪勢だった。色々な料理があって目移りしてしまい、食べるのが遅くなってしまう。みんなと食事をとっている途中にリーマスの方を見ると、笑って手を振ってくれる。
ふと外を見てみると、星が綺麗だったから吸い寄せられるようにベランダへ行く。
「あ、!どこ行くの?」
「ちょっと、外の空気を吸いに行ってくるわ。大丈夫、そこのベランダだから。」
ハリーにそう言って、窓の外を見つめながら足を進める。今日は快晴だったからよく星が見える。届かないところできらきらと瞬いている星。手を伸ばしてみるけど、それにはやっぱり届かない。
「ねえ、シリウス。」
「ん、どうした?」
「シリウスって星みたいだわ。」
「はあ?何で急に?」
「きらきら輝いているところとか、悪戯をしている時の貴方にそっくりだなって。」
「自分で言うのも何だが、星はそんなこと考えていないと思うぞ。」
「ふふ、そうね。 でも、本当にそう思ったのよ。綺麗で、輝いていて、ずっと優しく見守ってくれてる。」
「・・・・俺は、」
「ん?」
「俺はに触れられないなんて無理。」
「シリウス、」
「見守りたいのは同じだけど、それなら側にいて見守りたい。」
いつも側にいて一緒に笑って、泣く事なんて彼はそんなに無かったけれど、私が泣いた時は優しく抱きしめてくれて。星みたいな人だったけど、私にとってはそれ以上に大切な存在である彼。
「守られるだけなんて、私の性分でもないしね。」
大丈夫、絶対助けるから。